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SANRIKU PUBLISHING

イエスの七つの譬え--開かれた地平 川島 重成 著

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書評

ISBN4-921091-02-1
四六判上製 216頁
定価:本体2,300円+税
装幀:辻村益朗
2000年3月発行

イエスが語った譬(たと)えには、理解困難なことが少なからずある。

例えば、一時間しか働かなかった者にも、一日働いた者と同額の労賃を支払った葡萄園の主人の話。九十九匹の羊を残して見失った一匹の羊を探しに出かけた人の話。

本書は、これらを含む、一つ一つが珠玉の短篇とも言える有名な七つの譬えを取りあげ、今世紀世界的に盛んになった聖書本文批判と、譬え研究の成果を踏まえながら、福音書記者の編集でがんじがらめにされているイエスの譬えの原型にさかのぼり、それが本来、どのようなメッセージを伝えようとするものであったのか、受け手にどのような応答を促しているのか、発見と創見に富む、世界にも発信しうる新しい内容の解釈を提示。

柔軟緻密な考察を展開しつつ語り口は平易で、謎解きの興味をも引き、目の覚めるような知的衝撃力を持つ。

立ち現れてくるイエス像はまた、ことのほか魅力に満ちている。

  • 序章 ── ホメロスの譬えから
    第1章 種蒔きの譬え
    第2章 よきサマリア人の譬え
    第3章 盛大な宴会の譬え
    第4章 見失った羊の譬え
    第5章 放蕩息子の譬え
    第6章 不正な管理人の譬え
    第7章 葡萄園の労働者の譬え
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