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SANRIKU PUBLISHING

ムーサよ、語れ──古代ギリシア文学への招待 川島 重成・高田 康成 編

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書評

ISBN4-921091-05-6
A5変型判上製 384頁
定価:本体3,000円+税
装幀:辻村益朗+オーノ リュウスケ
2003年4月発行

文芸の庇護者、女神ムーサよ、語れ
古代ギリシアはなぜ、西欧のみならずわたしたちの文化の源泉でもありつづけるのか。なぜ、これほどの普遍性を保持しえているのか。
前5世紀のアテナイ(日本はまだ縄文時代)、紺青の空のもとに、悲劇・喜劇が競演された。観客はおよそ2万人の市民、演者も市民、人間性を深くえぐり出す、自己の姿を直視することにもなる劇を、みずから楽しみ、感嘆し、笑いころげた。驚くべきことに、これがこのポリス共同体最大の国家行事だった。「近代」という語がなんと空しく感じられてくることか。
作品から受ける驚きはさらに大きい。
「人間の発見者」と称される古代ギリシア人の、哲学の一部をも含む文学全般にわたっての高度な達成を、あるがままに評価しその核心を捉えんとする本書は、ギリシア精神、および文学の何たるかを考えるうえでも、堅固な足がかりとなろ

序章 古代ギリシア文学の本質川島 重成
第1章 叙事詩
ホメロス『イリアス』川島 重成
ホメロス『オデュッセイア』佐野 好則
ヘシオドス山形 直子
ホメロス讃歌安村 典子
第2章 抒情詩と牧歌
サッポー古澤ゆう子
ピンダロス佐野 好則
テオクリトス古澤ゆう子
第3章 悲劇と喜劇
アイスキュロス池田黎太郎
ソポクレス平田 松吾
エウリピデス平田 松吾
アリストパネス荒井 直
第4章 歴史・哲学・弁論
ヘロドトスとトゥキュディデス桜井万里子
ソクラテス三嶋 輝夫
プラトン栗原 裕次
デモステネス川島 重成
第5章 後世における受容と展開
オウィディウス平田 眞
古代ギリシアの顕現高田 康成
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